中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)は25日、今後の教員免許制度の在り方についての中間報告を、遠山敦子文部科学相に提出しました、昨年、教育改革国民会議(首相の私的諮問機関)が「問題教員」対策として提起した教員免許更新制度は、見送りました。
中間報告は免許更新制について、「わが国全体の資格制度や公務員制度との比較において、教員のみに更新時に適格性を判断したり、免許状取得後に……研修を要件として課すという更新制を導入することは、なお慎重にならざるをえない」としています。
報告は「教員の資質向上」について提案。「指導力不足教員に対する人事管理システムの構築」を強調、具体的には「更新制度でなく、現行の分限制度などの的確な適用」を提起しています。
また、教職経験10年の全教員にたいして勤務成績や研修実績に応じた研修を構築することを打ち出しています。
教職員への必要な支援を
全教東森英男書記長の話
理不尽な「教員免許更新制」が見送られてことは当然である。教職経験10年目の研修義務づけの内容については、詳細が明らかではないが、研修は「ふるいわけ」のためでなる、力量の向上を目的におこなわれなければならない。「分限制度の的確な運用」についても提起されているが、教育行政に望みたいことは、学校と教職員の指導力を向上させるために困難な中で奮闘する教職員の自主性を尊重しつつ必要な支援をおこなうべきである。
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