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30人学級実現の声、地域の願いに背を向け
県教委が高等学校を新たに35学級減

2002年11月24日


11月22日、定例教育委員会は、来年度の高等学校の学級数を昨年度より、さらに35学級削減することを決定しました。学級減は「生徒減の今こそ、30人学級でゆきとどいた教育を」という県民の声や「地域としての高校学校の充実」を願う地域の方の願いにに真っ向から対立するものです。学級減は、直接的に教職員の定数減につながり、採用数を減少させることとなります。学校現場では、さらに年齢構成がいびつとなるなどの矛盾が生じ、正規採用をめざす、臨時教職員の意欲に冷や水を浴びせるものです。

生徒減を口実として、安上がりな教育をさらに推進しようという県教委の姿勢は断じて容認することはできません。

「自然」学級減を合わせると80校で110クラスを超える学級減

一度学級減をすれば、学級増がない限り、その影響は3年に及び、3年間で3クラス減となります。過去の学級減による「自然減」(決して自然ではなく人為的なものですが)による学級減だけでも県立高校で70クラスを超える学級減があります。にもかかわらず、新たに35学級減を強行した県教委。これで、全県での学級減は計110クラスを超えます。そして、今年の35学級減が来年や2年後の学級「自然」減となります。

なぜ実施しない30人学級これでは兵庫の教育に展望が示せない

110クラスにも及ぶ学級数の減少は、深刻な問題を生じさせます。「教職員の定数」「学校統廃合」「臨時教職員」「新規採用数」そして「再任用教職員」への影響など、兵庫の教育と教職員の労働条件に深刻な影を落とします。これでは、兵庫の教育条件に責任を持つべき県教委が、県民の声に応えた教育行政としての責務を果たしているとは到底言えません。

「子どもたちにゆきとどいた教育を」の声は、私たち県民の共通の願いです。そして30人学級の実現は、その実現に向けての大きな一歩として、多くの県民から熱い期待が寄せられています。生徒減少期の今こそ、県教委は、この声を真筆に受け止めるべきです。そして、そのことこそが兵庫県の教育の展望を示すことにつながります。 

高教組は、35学級にも及ぶ新たな学級減に断固反対します。

学区別・学級数増減一覧表

【全日制の課程】

学 区 募集
学級数
学 級 数 摘             要
減   計 
神戸第一 41        
神戸第ニ 59   △2 △2 兵庫△1、市立神港(普通科)△1
神戸第三

101

  △3 △3 長田△1、星陵△1.伊川谷△1
尼  崎 68 +8 △10 △2 武庫荘総合(仮称)(総合学科)+8、武庫荘△5、武庫工業△5
西  宮 52   △2 △2 鳴尾△1、西宮甲山△1
宝  塚 26   △1 △1 宝塚東△1
伊  丹 55   △1 △1 猪名川△1
芦  屋 13 +3 △6 △3 国際(仮称)(国際・単位制)+3、芦屋南(普通科△4、国際文化科△2)△6
丹  有 66 +1 △1   三田西陵+1、柏原△1
明  石 60   △1 △1 市立明石商業△1
加  印 87   △5 △5 加古川東△1、加古川西△1、高砂△1、東播磨△1、東播工業機械科△1
北  播 78   △2 △2 北条(普通科)△1、多可△1
姫路・福崎 100   △5 △5 姫路別所△1、姫路飾西△1、姫路南△1、飾磨工業△1、神崎△1
西  播 76   △3 △3 赤穂△1、上部(普通科)△1、相生産業(電気科)△1
北  但 29 +6 △8 △2 豊岡総合(仮称)(環境建設工学科+1、電機応用工学科+1、総合学科+4)+6、豊岡南△2、豊岡実業(エ業科△4、商業科△2)△6
南  但 20   △2 △2 八鹿△1、生野△1
淡  路 33   △1 △1 三原△1
964 +18 △53 △35  

※ 募集学級の増減がない学科改編を実施した学校は省略している。

【定時制の課程】

学.科 募集
学級数
学 級 数 摘             要
普通科 31   △2 △2 城北△2
エ業科 17   △5 △5 白鷺工業△3、姫路産業技術△2
合 計     △7 △7  

【多部制の学校】

学 科 募集
学級数
学 級 数 摘             要
エ業科 6 +6   +6 飾磨工業+6
合 計   +6   +6  


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