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旅費交渉、県教委最終案を提示
高教組、「拙速な導入は認められない!」
再交渉へ

2004年02月03日


旅費条例の「見直し」についての第3回交渉が、1月30日私学会館で行われました。県教委は今回が最終提示であるとしましたが、今週早々に4回目の交渉を持つことになりました。

 県教委は、県「行革」の後期推進方策の中で旅費問題が取り上げられているため、「見直し」案を2月議会に上程し、あくまでも4月から実施したいという姿勢を崩していません。交渉団からは、「行革が大事なのか、県民・教職員が大事なのか、拙速にすすめようとしている県教委の姿勢が問われているのだ」と怒りの声が上がりました。

100q以上の日当が2分の1に 日当の級区分廃止、8q5時間未満も実費支給へ

県教委の最終提示案は、日当をこれまでの「級による区分」(いわゆる身分旅費)の真ん中に合わただけで、宿泊費・食事料の「級による区分」は据え置いて、「今後の検討課題とする」など提示内容に整合性・一貫性が見られません。「なぜ身分旅費の全体を廃止しないのか」という交渉団の追及に対して、県教委は「(身分旅費の廃止ということで組合と考え方は同じだが)今後の国の動向を見極める必要がある」と答えるにとどまりました。

第3回交渉における県教委の提示概要

  1. 日当(今後は旅行雑費と名称を変える)は1/2減を基本とする。(旅行先での巡回の分で足が出るときは交通費の増額調整を行う)
  2. 交通機関利用についての日額旅費は、据え置く。
  3. 公用車利用の日当は、半額にする。
  4. 行程8q未満かつ5時間未満の旅行は、交通機関利用に係わる実費を支給する。具体的な中身は、組合執行部と協議する。
  5. 出張先のタクシー利用について、旅行命令権者が認めた場合はこれを認める。(一定の基準を設けるが、ブロックをまたぐ場合など細部は組合執行部と協議する)
  6. 西播磨科学都市については、新たなブロックを設ける。
  7. 海外旅行の支度料は廃止する。
  8. 条例改正に必要なものは2月議会に諮り、4月実施とする。

実費弁償が見直しの基本!

高教組は以下の点を強く要求しました

  1. すべてにわたって実費弁償とすること。
  2. 身分旅費を完全に廃止すること。
  3. 一般の職員の出張と異なり、生徒引率を伴う教員の出張が加重負担である。これに見合う配慮を検討せよ。
  4. 教員の場合、修学旅行等で持ち出しが多い、実費弁償というならこれについても保障せよ。
  5. 各学校の新年度の旅費を削減するな。
  6. 旅費支出の管理職への偏りを是正せよ。

私たちの要求を実現させるチャンス

高教組の要求に対して、県教委は次のように回答しました。

  1. 各学校で校長の出張についても不必要なものがないか、学校訪問等で実態を把握し、透明性を確保したい。
  2. 教職員の旅費は交付税単価をもとに措置されているので、所要額の確保に努めたい。
  3. 一つの旅行(修学旅行等)でどのくらいの経費がかかっているのかを、個別の事例でいくつか調べてみたい。その上で旅費で措置するのか事務費とするのかなど考えたい。

日額旅費については省略しました。

調査情報No.24 2004年2月1日付けより


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