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調査情報No.36◆県教委 勤勉手当への成績率導入案を提示「さらなる賃下げ」の検討を示唆(24日)

2006年01月25日


県教委 勤勉手当への成績率導入案を提示
「さらなる賃下げ」の検討を示唆(24日)

 24日行われた第8回(継続第3回)確定交渉において、県教委は勤勉手当に勤務実績の反映させる案を提 示しました(下表)。



 この案によれば、勤勉手当について標準のものの支給率を0.015月分(教諭で4000円〜8000円程度)を引き 去り、それを優秀なものに3万円程度、特に優秀なものに6万円程度上乗せ(行政一般職について県当局が 試算、1回につき)するというものです。

 県教委は、「これは知事部局の案であり、これを参考に教育委員会としての考え方を検討している」と、 成案でないことを強調しましたが、「何らかのかたちでの評価をしていることをしめさなければならない」 と成績主義導入への意図を明らかにしました。

 さらに、これまでさまざまな給与上の不合理を是正してきた労使間の協議や合意を無視し、国の指導だけ を理由として、さらなる賃下げを検討していることを明らかにしています。

 12月昇給延伸の復元については私たちが「交渉の大前提」であるとして、具体的な検討経過の説明を求め ていたにもかかわらず、「引き続き検討」と述べるにとどまりました。

交渉団提案すべての撤回と再検討を迫る

 こうした回答にたいし、交渉団は、「一緒に仕事をしている仲間のなかで、一時金で3万〜6万の差がつ くことで協力関係を奪うことになる。まさに教育破壊」「相対的に自分が『よい教師』になればよい、とい うことで仲間に教材も教えないし、アドバイスもしないという風潮が広がる。成績主義は学校の荒廃をまね くもの」と成績主義導入の撤回を強く迫りました。

 また、さらなる賃下げの提案に対しては、実習職員部から、「こんなことでは50歳をすぎてまで働き続け ることができない職種になる」と厳しい抗議の声があがりました。

 最後に津川委員長から、「長年にわたって積み上げてきたものの変更については時間をかけて話しあうこ とが必要、また、差をつけるための制度であってはならない」として、今回の提案についてはすべて撤回し 、再検討することを求めました。

特勤手当の改悪も提案(19日)
 “公務員厚遇問題 ”・総務省の指導を理由に

 1月19日(木)、高教組は兵高従組・兵庫教組と共に、「特殊勤務手当」についての県教委交渉を行い ました。県教委は公務員厚遇問題への社会的批判や、総務省からの強い要求を理由に、@支給対象、A支給 方法、B支給額について、その妥当性を検討したとして下記のような提案を行いました。

見直すべきは部活指導・入試業務手当の引き上げ
廃止すべきは主任手当!

 今回の提案は、ごく一部に改善があるものの、大部分は改悪です。高教組は、特殊勤務手当で見直すべき ものは、まず特殊業務手当の3・4号部活指導手当と5号入試業務手当の引き上げであり、教育業務連絡調 整手当(主任手当)の廃止だと主張しました。特に4号業務は、週休日に部活指導4時間以上して1200円し か支払われません。一方、主任手当は手当を支給することによって、教職員の誰もが協力して成り立つ教育 現場に格差をつくっています。

 交渉団からは、「教育現場で厚遇批判に該当する手当はない」「不当に低い手当で働かせていること自体 を改めるべきだ」という批判が相次ぎました。また「高校の寄宿舎では実際に舎監業務を行いながら手当が 支払われていない実態がある。このことをまず改善せよ」との声もあがりました。 雨松副委員長は交渉の まとめとして県教委に対し、「改善部分は検討するが組合側の意見をふまえ、再提案をせよ」と強く求めま した。

学校厚生会館にて 2月2日午後4時 署名提出集会
3大要求署名に全教職員の怒りを結集し、すべての職場から持ち寄ろう


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