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ろうあんだより No.6

2001年10月15日


兵高教組労安対策委員会  2001.7.10 発行

健康と安全に関する職場の要求を
県安全衛生協議会に反映させよう

職場の重点要求を出し合おう  七月中に開催が予定されている,「県立学校安全衛生協議会」(以下「協議会」)にむけて,各県立学校分会では,「総要求アンケート」などを分析して, 「労働安全衛生に関する職場重点要求」を取りまとめています。アンケートの実施が困難な分会でも,聞き取りなどにより,職場の要求を集約しましょう。 高教組では,各職場からの要求内容を分析して,県として必要な施策が何かを緊急なものから整理して「協議会」に臨むとともに,必要な予算措置を要求します。 各分会では総要求運動の一環として「職場要求書」に盛り込み校長交渉すると同時に,職場の安全衛生委員会で論議し,校長を通じて県教委に要求しましょう。

各分会で申し入れ
安全衛生管理者(校長)衛生管理者(教頭)は責任を果たせ!

安全衛生委員会が年間1〜3回程度しか開かれないなど,この委員会に関する校長の消極さと認識不足が目立ちます。高教組の各分会は, 安全衛生管理者(校長)などにその職責をきっちり果たすようにと言う主旨の申入書を手渡しました。申し入れの後対応が少し変わった,委員会がすぐに開 かれたなどの変化が現れています。加えて安全衛生管理者がなすべき仕事(別掲)を,総要求運動の校長交渉などで,校長と一緒に再確認しましょう。

《安全衛生管理者としての校長のしごと》
労働安全衛生法第3条は、事業主は使用者に対し、単に労安法で定める「最低基準を守るだけではなく、快適な作業環境の実現と労働条件 の改善を通じて職場における労働者の安全と健康を確保する」ようにすることを定めています。 これを受けて「兵庫県立学校教職員健康管理規程」第3条は、校長の責務として、次のように定めています。

「校長は、この訓令並びに法(労働安全衛生法)、学校保健法、労働安全衛生法施行令及びこれらに基づく関係省令の趣旨に従い、教職員の 安全及び健康を確保するとともに、快適な職場環境の形成を促進するよう努めなければならない。」
具体的には、規程第6条で、校長は、安全衛生管理者として、

  1. 教職員の危険または健康障害防止の措置、
  2. 教職員の安全または衛生のための教育の実施
  3. 教職員の健康の保持増進のための措置
  4. 公務上の災害の原因の調査及び再発防止対策
  5. 快適な職場環境を形成するための措置
  6. その他、教職員の安全及び健康の確保に必要な措置

などを行わなければならないのです。 安全衛生委員会を招集するのも校長の責任です。委員会を開き、労働者からの意見も聞きながら、衛生管理者を指揮し、@〜Eの責務を 遂行しなければなりません。校長には,精神的にも,肉体的にも,教職員の健康を守るため,快適な職場環境をつくり,労働条件を改善 する責任があることを胆に命じて欲しいものです。

アンケートを軸にした活動で女性休養室を整備した
須磨東高校安全衛生委員会の取り組み

今回は,須磨東高校の登場です。報告(別掲)を見れば,この学校もアンケートを中心に職員の要求を集約し,安全衛生委員会で論議すると言う原則的な取り組みが功を奏したようです。その中心はやはり分会員の委員です。安全衛生委員会をリードし,方策を提案していくことが必要です。今後の課題としてあげられている「たより」の発行や照度調査・健康相談・委員会の提起開催などはどこの学校でも共通の課題です。すでに実施されている学校に学んで,取り組みをすすめましょう。

やっと女性休養室兼更衣室できる
男性更衣室もできたが、男性休養室の実現がこれからの課題

[報告]須磨東分会

安全衛生委員会の公選委員3名は、分会の了承のもとに発足当初から職員会議で20・30代、40代、50代から各1名を選んでいます。今年も含めていずれも分会員が選出されています。

一昨年は、労働衛生全般にわたった職員アンケートを約半数回収し、アンケート結果に基づいて、喫煙室の整備、分煙の徹底、校舎を閉める鍵のボックス設置など改善をすすめました。鍵ボックスの設置は前事務長の配慮でいいものができ、その結果職員の負担が大幅に軽減し、職員の間で好評を得ています。 

昨年は、職員アンケートの項目を主に休養室・更衣室の設置に絞り、教職員の約半数から回収しました。その結果を踏まえて3学期に2回安全衛生委員会が開かれました。制約の多い中で、とりあえあず女性休養室兼更衣室(HR教室の半分の広さを、和室約7畳、フロア約16平方mに分割)を新たに作る、現在女性更衣室として使われている部屋を男性更衣室にするという案を、安全衛生委員会から職員会議に提案し了承されました。女性休養室兼更衣室をどのような形にするかについては、女性教職員に集まってもらって協議し安全衛生委員会の提案を基に具体案を決めてもらい、それを受けて事務長に工事の手配などを手早くすすめてもらいました。部屋に詰め込まれていたロッカーや長机・壊れた椅子その他は安全衛生委員が運び出したりして整理し、床のポリッシャーがけやワックスがけは校務員さんにお願いして大変きれいになりました。まだ備品の設置や女性のロッカーの運搬などの作業が残っていますが、一学期中には使える予定です。

男性の更衣室はいままでなかったので、部活動その他で男性教職員は更衣に苦労してきました。今回、男子更衣室は確保できるものの、窓のない狭い部屋なので、須磨友が丘高校のようにゆっくり休める男性用の休養室兼更衣室を実現することが大きな課題になっています。 

安全衛生委員会としては、まだ課題がたくさん残っています。机上の照度調査など職場環境や危険箇所などの点検、産業医(健康管理医)による教職員の健康管理や健康相談、職員の過重勤務の実態調査とその解消、安全衛生委員会の定期的な開催、安全衛生委員会便りの発行、などです。 一歩一歩進めていくしかないと思っています。

今年は、一学期中に県の労働安全衛生協議会がはじめて開催されます。安全衛生に関する独自予算を是非つけてもらいたいものです。休養室や更衣室を作るときに、スペース(空いた部屋)がない、予算がとりにくいということが、最大のネックになっているからです。



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