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楽しみながら30人学級実現運動を! 市民運動スタート集会(神戸県立支部)

2003年06月10日


楽しみながら30人学級実現運動を! 市民運動スタート集会

(支部長:吉田耕三)

 「神戸でも30人学級実現を!市民運動スタート集会」が、7日(土)兵庫県中央労働センターで開かれ、約80人が参加しました。全神戸労働組合センター、県高支部、市高、全教神戸が事務局を務め、作家の陳舜臣氏、灰谷健次郎氏をはじめ18名が呼びかけ人になっています。冒頭、腹話術師の中井サチ子さんが、眼差しのかわいい人形の金ちゃんとともに、30人学級の実現をアピールすると会場は爆笑に包まれました。呼びかけ人でもある落語家の露の団六さんは、自分の生い立ちと障害者の兄について話しながら、スペインのある町での経験を話しました。その町では、障害をもつ子が生まれたらすぐ、その子が入学したとき必要な施設・設備を町の人が協力して小学校に整えるということです。日本の学校教育での発想の転換が必要であることを落語の口調で講演し、会場は寄席の雰囲気になりました。

 シンポジウムは、3人のパネリスト迎えて行われました。小学生の母親である庵奥晴子さんは、母親のアンケートでは、50人のうち40人が、30人学級を希望していると述べました。ひがし心理クリニック所長の東靖男さんは、物理的・心理的スペースから考えて、理想を言えば7〜15人学級が適切であることを主張しました。須磨事件の少年Aの弁護に当たった弁護士の野口善国さんは、子どもが自分の存在を確かなものにするために大人の愛情が必要であることを強調しました。
 「“must・should”の運動でなく、楽しみながら30人学級実現の運動をしましょう。」という呼びかけに、参加者一同が納得した明るいスタート集会になりました。
 シンポジウムでは、今の学校教育に必要な提言もいくつか出され、考えさせられました。
 ・子どもたちと大脳でなく間脳でつき合おう。
 ・指示、命令、禁止、催促をやめよう。
 ・子どもの話を聞いてやろう。
 ・先生は、数字の呪縛から自らを解放する必要があるのでは?
 ・先生は、もっと人生と教育を楽しむ必要があるのでは?
 ・もっと素直に生きてみよう。
 ・I love you,because you are you.

県高支部ニュースNo.09より


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