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ブッシュ大統領には、始めから『イラク侵攻』があった。(神戸県立支部)

2004年01月19 日


ブッシュ大統領には
始めから『イラク侵攻』があった

オニール財務長官(当時)の資料・インタビューより

 インタビューの中でオニールは、
「真実を語ることで、攻撃されるなどとは思ってもいませんから。なぜ真実を述べたら攻撃されるんですか?」
と語っていたが、米政府からの攻撃はすでに始まっていて、彼は、極秘の内部資料を持ち出した罪で調査されることになった。
 オニールの資料や話は、今週出版される「ブッシュのホワイト・ハウスがどのように機能しているのか」が書かれた本(『忠誠の代償』ロン・サスキンド著)の中核をなしている。

 一番最初から、『サダム・フセインは悪者であり、処分しなければ』という断定的な認識があって、ブッシュ大統領の就任式からたった10日後、サダムをやっつけることをみんなが話題にしていた。最初からイラクだった。サダム・フセイン政権を変えるには何が出来るのかと。初日からこういったことが議題に据えられて、決定されていた。
 会議中に「何故サダムなのか、どうして今なのか?」という質問がまったく出なかった。話し合われたのは、「どうやってやるか」だけだった。

 そしてイラクに関する話し合いは同会議で何日も続けられた。
 ブリーフィング用の資料を渡されたが、その内のひとつは“機密”と書かれてあり、『サダム後のイラクに関する計画』についてのものだった。こうして会議は、2001年の1月や2月に、9.11の8ヶ月も前に、イラク占領や、平和維持軍、戦犯法廷やイラクの石油の分け前についてまで話し合っていた。

 大統領選挙戦中、ブッシュ候補はクリントン・ゴア政権を「内政干渉し過ぎだ」と批判していた。
「もし、世界中の国々の国家建設のために派兵するのを止めなければ、重大な問題を抱えることになる。私(ブッシュ)はそれを防ぎます」と言っていたのだ。
 選挙戦中は最初から断固として“Aをやる”と言っていた政権が、当選した途端、初日から“B”という行動を取っている。“Bだ”と言うだけじゃなくて、選挙戦中に言っていたことと正反対の行動に向かっている。……(以下略)

『TUP速報245:04.01.17』より編集

原文URL:(CBS news:2004/01/09)
http://www.cbsnews.com/stories/2004/01/09/60minutes/printable592330.shtml
TUP速報URL:http://www.egroups.co.jp/group/TUP-Bulletin

 陸上自衛隊の先遣隊が派遣された。今月末までに報告がなされ、来月には本体が派遣される、という。もう、小泉政権にとっては、事の発端である「イラク開戦」そのものの不当性についてはどうでもいいのだろう。彼等にとっては、「既成事実がここまで積み上がった」ということだけが政治的価値を持つかのようだ。しかし、上の記事のように、イラク開戦それ自体の不当性が明らかにされつつある。このニュースの後半には、国内経済政策の問題について、「ブッシュには国内問題に対する興味がなかった」とある。

県高支部ニュースNo.32より


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