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’04春闘勝利中央行動

2004年03月18日


'04春闘勝利中央行動

報告:県高支部中執 川崎 裕(須磨東分会)

県高支部からは川崎中執が参加しました。―――以下はそのインタビュー記録―――


記者 :いやあ、ご苦労様でしたねェ。寒かったでしょう。
川崎:全国から三千人以上集まりました。小泉「改革」に対する怒りと寒さでみな震えてました。各界からの報告の中で異色だったのが東京都交響楽団の労組です。笛吹きながら登場した人が「世界でも最も劣悪な二年契約になってしまう。文化・芸術も荒廃の一途をたどるだろう。」と嘆いていました。ほかにもひどい報告ばかりでした。
記者:長嶋が倒れた日でしたね。
川崎:銀座の宝石屋に強盗も入りました。みんな悪政の余波ですよ。
記者:むぅ、なるほど。
川崎:おまけにイラク派兵の時節柄か、公安警備の姿が目立ちました。露骨でした。尾行されたかも知れん。
記者:まさか。で、お土産は?
川崎:おお、それそれ。財務省前で集会したとき、全教の吉田中執が街宣車の上で訴えた話が良かったので、厚顔ながらその原稿を貰って来ました。ぜひニュースに載せて下さい。これ(↓)です。

(財務省前)決意表明

全教:吉田中執('04.03.05)

 「三位一体改革」で学校教育がどうされてしまうのかについて、発言させていただきます。私たちは、行き届いた教育をすすめる会として、2月25日国会に1570万筆の教育署名を提出しました。7人に1人の国民が、国の責任で30人学級を実現することや義務教育費国庫負担制度を堅持することに共感してくれました。  各地で、教職員と親が共同して、そして、高校生は自主的な活動として、行き届いた教育をすすめるために、様々な教育条件の充実を求める運動が取り組まれました。だんじり祭りで有名な大阪の岸和田市では、人口20万人のうち14万人の方々が30人学級の実現を求めました。埼玉県では、90自治体すべてに30人学級の実現を求める要請に出かけました。

 また、33人学級を実施している山形県では、教育委員会が33人学級の成果をまとめました。その結果によると9割の子どもたちが「友達が増えた」と答え、7割の子どもたちが「学習に集中できる、学校生活が楽しくなった」と回答しています。このように、少人数学級で取り組むことの効果がはっきりと表れています。学級担任の回答では、全ての担任が「学習に集中している」と答え、4割の担任が「欠席が減った」と回答しています。

 こうした地方での取り組みが発展する中で、ついに文科省も国の予算の一部を少人数学級へ活用することを認めました。その結果、全国47都道府県のうち41道府県で少人数学級が実施される見通しとなりました。実に9割近い都道府県が40人以下の少人数学級を実施することになります。

 このように、地方で教育条件が充実してきている中で、三位一体の改革は、地方にどういう影響を与えるのでしょうか。地方の裁量権が大きくなる、いいことだと言われますが、とんでもありません。実際は、全くその逆で、地方の少人数学級の取り組みを後退させるものです。

 義務教育費の国庫負担金が全額一般財源化されるとどうなるか、三位一体の改革では、8割を税源移譲すると言われています。8割の税源移譲では、42道府県が赤字になります。特に、沖縄、鹿児島、島根、高知、青森、など17県は半額以下になってしまいます。全額税源移譲されたとしても、38道県は赤字です。実に8割から9割の県が赤字になる。その上、地方の財源不足を補充する地方交付税についても、来年度予算では3兆円も削減しています。これでは、全国のほとんどの県はたまったものではありません。半分の人数の教職員で教育しなくてはならなくなります。これでは、少人数学級どころか、40人以上、50人・60人のクラスができてしまうことになりかねません。  ですから、全国の市町村教育委員会は、猛烈に反対しています。中教審が取り組んだアンケートでは、9割の教育委員会が義務教育費国庫負担制度は必要だと答え、8割が一般財源化に反対しています。

 財務省の皆さんに訴えます。みなさんのお生まれはどちらですか。ご出身はどちらですか。きっと、地方ご出身の方もおおぜいいらっしゃると思います。みなさんのふるさとの子どもたちのことを思い浮かべて下さい。みなさんの子ども時代のことを思い出して下さい。町の学校は30人学級なのに、地方の学校は50人学級、こういう状況をどう思われますか。町の子どもたちであれ、地方の子どもたちであれ、同じような行き届いた教育条件で学ばせてやりたい、そうは考えられませんか。

 子どもたち一人ひとりが、かけがえのない存在で、大切な日本の未来の担い手です。地方分権の名のもとに、三位一体の改革で地方の子どもたちを切り捨てていくようなことは、断じてやめていただきたい。財政の論理を優先させて、子どもたちの教育を台無しにするようなことはやめていただき、義務教育費の国庫負担制度を引き続き堅持していただくことを強く訴えて、私からの決意表明といたします。

支部ニュースNo.39('04.03.09発行)より


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