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分会もノー!職員会議でもノー! /にもかかわらず、一方的に勤務開始時刻の前倒し (神戸県立支部)

2004年06月29日


分会もノー!職員会議でもノー!

にもかかわらず、一方的に

勤務開始時刻の前倒し


星陵高校で支部役員交渉

教職員の総意を大切にし、
勤務時間の割り振り権者としての
責任を果たせ!

 6月23日、県高支部役員5名は、分会役員2名とともに、星陵高校延藤校長(以下、校長)との交渉に臨みました。交渉事項は以下の通りです。

 校長が、分会や職員会議での反対(職員会議では採決を行い、賛成9名、反対34名、保留11名)を無視し、5月17日から一方的に勤務開始時刻を5分前倒しし、8:20からとしたことについて。

つまり、年度途中で、以下のように勤務時刻を変更したわけです。

これまで   8:25〜17:10 (授業開始8:35)

5/17から 8:20〜17:05 (授業開始8:35)

 勤務条件の変更にもかかわらず、分会や、多くの職員の反対を押し切る校長の姿勢は、支部としても看過できるものではありません。分会とも連絡を取りながら、6月23日に支部役員と校長との交渉を設定しました。

1. 校長は勤務時間を好き勝手にできるのではない!
 この校長の対応には、次のような大きな問題があります。

 @ 勤務条件の変更は、分会との交渉事項です(教職員課も認めている)。しかも職員会議の採決に於いて、多くの職員が、分会と同じ判断にたっています。過半数を大きく超える分会側の主張を無視して、勤務条件の変更を行うというのであれば、交渉事項とは名ばかりとなってしまいます。

A 高塚高校事件の反省の上に立って出された通知、「こころ通いあう学校運営について」は
「生き生きとした教育活動を実践していくためには、職員会議等において…共通理解を深め、…こころのつながりと信頼関係を作り上げていくことが極めて重要であ る。校長は、これらが可能になるように…常に細かに配慮することが肝要である。」
と謳っています。
 しかし、今回の校長の対応はどうでしょう。「星陵高校のため」と言いながら、教職員の共通理解を大切するどころか、多くの教職員の意見を無視することによって、信頼関係を大きく損なっているのでしないでしょうか。このように学校運営上においても、県教委通知の趣旨を大きく踏み外していると言えます。

B これまで星陵高校のほとんどの教員が、17:10の定時に勤務を終了させることができていたのでしょうか。そして、校長は、勤務時間の割り振り権者として、定時に勤務を終えることができるよう、具体的な対策を講じていたのでしょうか。分会の判断は「ノー」です。これでは、たとえ5分であったとしても、勤務時刻を前倒しすれば、実質的には5分間のさらなる超過勤務につながることは明白です。
 定時に勤務を終了できる環境整備を行いもせず、安易に5分間の前倒しなど、厚生労働省通達や勤務時間に関する県教委通知にも反することは明らかです。

2. 校長の開き直り
 しかし、校長は、このような指摘に対して、
「分会も反対、多くの職員も反対の5分間の前倒しを行ったことは、勤務時間の割り振り権者としての責任を果たしたということ」
などと強弁しました。
 この間、全県下で、勤務時間に対する一部管理職の意識の低さが多くの問題と職場での混乱を生じさせてきました。「勤務時間など何とでもできる」ということが、学校長の割り振り権者としての責任ではなく、「勤務時間を適正に割り振り、超過勤務を生じさせない」ことこそ本来の責任なのです。
 「5分間、勤務を前倒しさせる」ことにこれだけの情熱を注ぎ込むのではなく、「すべての教職員が定時に仕事を終え、早く帰れるようにすること」に情熱をかけることこそが、勤務時間の割り振り権者としてのあるべき姿です。

3. 校長は今こそ、星陵高校教職員との合意に
立ち返りましょう。

 今からでも遅くはありません。校長は、星陵高校教職員の総意を大切にして、今回の問題を一度白紙に戻すべきです。それこそが、校長がいう「星陵高校のため」になるのではないでしょうか。
 私たち県高支部は、今回の問題は、星陵高校だけの問題ではないと考えています。このようなことが許されれば、他校への影響も出てきます。私たちは、本部とも連携をとりながら、県教委交渉、弁護団との協議、人事委員会への要求など、あらゆる手段を視野に入れて、取り組みを進めていきます。


星陵高校での交渉を終えた交渉団(分会役員・支部役員)


編集後記
★再び高塚高校事件の7月6日が巡ってくる。何故そこまで生徒を管理するのか、と問われたら、当時、生徒のためだ、と答えたかもしれぬ。★それと同じ傲慢さを、星陵高校で見た。★米兵には米兵が信じ込まされたマニュアルがある。イラクの人々には、どの国でも同じ生活がある。★けれどもそれらは、決して行き交わない。管理しようとする者の横暴さだけが、壁となっている。(meiro)

県高支部ニュースNo.11から


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