Home支部・単組・分会より新着情報

たたかえば勝つ〜兵庫労連定期大会より〜(神戸県立支部)

2004年09月21日


たたかえば勝つ

〜兵庫労連定期大会より〜

報告:県高支部長 吉田耕三(神戸北分会)

 9月11日、第28回兵庫労連定期大会が神戸市勤労会館で開かれ、「憲法改悪阻止」「組織拡大・強化」を重点にした運動方針が採択されました。合わせて、「国民的文化『プロ野球』を守るために、選手会のストライキを支援しよう」という特別決議も採択されました。
 兵庫労連の大会は、兵庫県各地で新たなたたかいが起こされ、「たたかえば勝つ」ことを証明する発言を聞くことができていつも励まされます。牛肉偽装事件を起こした雪印食品に勤めていたパートの女性が会社の解散で解雇されました。この女性が、親会社である雪印乳業を相手に本人に全く責任のない解雇に反対し2年5か月たたかい続けて、この度、勝利和解に持ち込むことができました。会社の解散によるパート社員の解雇という非常に困難な条件でも、たたかい続けることによって勝利できることをまたも証明しました。
 全日本建設交運一般労働組合(以下、建交労)北摂統合分会、キタサカ班の若い代議員(22才)の発言も、たたかえば勝つを証明したものとして印象に残りました。その要旨を次に紹介します。

 私たちの会社は、川西市の清掃委託業者で、川西市全域のビン・ガラスと小・中学校のビン・プラスチック等を回収し、処理場まで配送する仕事をしている従業員32名の会社です。私たちは、建交労や川西市職の力をお借りして、この6月8日正式に組合「キタサカ班」を結成することができました。

 そもそも組合を立ち上げることになった理由は、市からの委託金は一定であったにもかかわらず、会社は次のような賃下げを行ってきたからです。まず、5年前から一時金が廃止され、昨年4月からは1〜3万円の賃金カット、さらに今年の4月からは基本給の10%の賃金カットが行われました。それに加え、就業規則もなく、労働条件は労働基準法の基準より劣悪で、管理職もなく社長独自のワンマン経営でした。これらのことに耐えきれず、4月22日に川西市職の方を通じて建交労に職場相談を行いました。  最初は組合の知識など全くなく不安で一杯でしたが、皆さんの話を聞くにつれて不安の中にも大きな希望が見えてきました。翌日この話を職場でしたところ、同じ気持ちを持った仲間が16名集まりました。その後、少しトラブルもありましたが、数回の勉強会を重ねる中でそれを乗り越え、16名の気持ちは一丸となり、高い意識を持って公然化(組合結成)通知を社長に提出することができました。

 6月8日の公然化(組合結成確認交渉)には、社長が立ち合いませんでした。このとき提出する予定だった賃金・労働条件改善の要求署名に対しては、未組合員の人も同じ思いだったのでほとんど署名してくれました。その日の夕方に組合結成集会が開かれ、本部委員長・支部・分会・地区労連・全教・建交労朝日分会などの熱い激励を受け、私たち16名の志気はますます高まりました。翌々日の10日には第2回目の公然化交渉を成功させることができました。6月23日に第1回団体交渉を、副委員長・書記長・執行委員の協力を得て行い、よい結果を出すことができました。その後、4回の交渉を重ね、賃金の改善、一時金の復活など7項目の要求実現を勝ち取ることができました。

 今回、組合を立ち上げたことによって学んだことは、自分たちが立ち上がらなければ何も変わらないということ、皆が心を一つにして立ち向かえば会社をも変えられるということ、人の痛みは自分の痛みという信念を持ち力を貸してくれる仲間がいることなどを身をもって学びました。  今現在は不安も取り除かれ、少し落ち着きました。もう一度気持ちを引き締め、心を新たに16名一致団結してがんばっていきたいと思います。これからは組織拡大を目指すとともに、一人一人が自覚を持って建交労の名をより高めるようたたかうつもりです。

県高支部ニュースNo.16より


パスワード