鈴高・西高!みんな大好き
卒業生・保護者・高校生・地域の方の声から
鈴蘭台高校卒業生の話
今回のことは、自分の出た学校を考えるいい機会になったと思います。私は、生徒会長として、鈴高祭を成功させるために本当に頑張った。鈴高の文化祭は、本当に素晴らしく、生徒が主体となって盛り上がり、特に3年は伝統的に劇をし、台本を始めとして何から何まで自分たちで頑張って、すごい舞台を作りあげてきた。僕は、今回の統廃合問題で、この鈴高の40年の伝統や、その伝統が詰まっている行事が一体どうなってしまうのか、すごく怖い。今までの積み重ね、受け継いできた伝統が全てリセットされてしまうのだから。
僕は、生徒会長として「みんなのために尽くしたい、手助けをしたい、そしてこの感動を後輩たちに伝えたい」と想っていた。その想いは、同窓会の幹部と言われる人たちも同じじゃないのか。何故、同窓会は動こうとしないのだろう、悔しくてならない。そう感じていたときに、駅前での「守る会」の署名活動に出逢い、非常に嬉しかった。
(※生徒会係の教師の補足発言「生徒会係が生徒会を引っ張るのではなく、生徒会係が生徒会の後をついて行くのが文化祭などの生徒会行事の理想。鈴高祭はその理想の形だ。」)
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51年間教職にあった人の話
私は「ゆうゆうの里」に住んでいます。ずっと教職にいて、小中高大と計51年間教職にありました。鈴蘭台西高校では、「総合の時間」に、老人の話を聞く、ということをやっているようです。ブラスバンドの演奏もあるし、いろんな相談にも乗ったりしている。だから私たち老人は、西高にすごく親近感を持っていて、ゆうゆうの里に住んでいる多くの方が統廃合に反対している。でも、西高の先生方は、本当に「しんどい」ようだ。だから、地域の人たち、つまり、母親や父親たち、そして卒業生が結集しなければならない。地域から学校を無くしてはいけない。
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鈴蘭台西高校の生徒の話
何の説明もないままに、統合されてしまうのか、と思っていました。僕は部活に一生懸命になっているのですが、昔は強い時期もあったのが、その後弱くなって、今また、賞を取るようになってきて、さてこれから、というときに統廃合の話があって、顧問の先生もすごく困っています。「ゆうゆうの里」との交流など授業の枠を越えた取り組みなども統廃合によって失われてしまうかもしれません。
統合ではなく、今回のことをキッカケにして、もっと活性化した学校を造り直せばいいと思います。
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世話人からの報告
運動にずっと参加してきた人たちの声
「この運動に参加して」(HP制作者より)
私は、若いつもりでおりましたがいつの間にか「おっさん」になって、2歳と6歳の娘の父親です。私は6年前に神戸に引っ越してきた者で、もともと神戸の学校への思い入れはあまり無かったのですが、私なりに客観的な立場で関わり始めました。私がこの運動に深く関わるようになった理由は二つあります。
ひとつは、「多くの子どもが、安心して公立高校に行ける社会にしたい」ということです。この運動には先に妻が関わっていましたが、私は、始めは自分の娘たち(だけ)のことを考えて参加しました。が、次第に、署名活動を通して、私は、「大人がしなければならないこと」は、「教育」なんだと考えるようになりました。自分の子どもだけじゃなく、すべての子どもに対して。それが、私たちが「大人になる」ことじゃないかと思うのです。
もうひとつは、「県教委が住民の声を無視していることを許してはいけない」ということです。(県教委がやっていることは)本当に怖い。教育の問題には、議論が必要なんです。署名活動をしていても、「企業でも統廃合は当たり前だ、学校も例外はない」という意見を聞いたことがあります。最初の内、私はシュンとしてしまったのですが、そのうちそういう意見を持って私に意思表示してきて下さることはいいことじゃないか、議論できる可能性があるんだからと思えるようになりました。私の意見が絶対とも言えないわけだし、まずは議論が必要だと思います。けれど、県教委の姿勢には、何の議論もない。理由も説明しないし、ほんとうに怖い。「合理化」というが、それは、理由にはならない思います。教育や福祉を経済性だけで考えてはいけない。それを削ってしまうと、少子化どころではない。国が滅びるんだと思います。県の財政の事だけで考えるのなら他にメスを入れるところはたくさんあるのではないでしょうか?
最後に、インターネットコンテンツ制作に関わっている者として、県教委のHPについて言わせていただきます。インターネットは、いろんな欠点はあるにしても、発信するには(双方向であり得ることも含めて)現在のところ、一番いいメディアだと思います。けれど、県教委のHPを見ると、県教委の姿勢が見えてくると思えるのです。今回の発表がどこに載せているか、ということをHP作成者の立場で考えると、「彼等は胸を張って発表しているとはいえない」と言えるのです。
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「統廃合の問題点と今後の取り組み」(県高支部から)
県教委は、説明に行かないのではなく、行けないのです。地域での反対など、百も承知です。でも、まっとうな理由がないから、それに答えられないのです。第二学区の生徒数が他学区より減少していくというのは事実ではありません。それなのに、 第二学区の公立普通科の学級数は、他学区と較べて非常に少ない。そもそも統廃合の理由はどこにもないのです。だから、統廃合が鈴高と西高である根拠はどこにもない。県教委の言う「心理的な面」とは、結局「エリート校を守る」ということでしょう。
第二学区をいびつにして今後どうするつもりなのか。
例えば、県教委は、芦屋学区で公立普通科をゼロにする暴挙を行い、神戸第一学区とくっつけました。次は、第二学区をいびつな学区にして第一学区に吸収させ、さらに複数志願制を導入するつもりではないか。そうすれば、文科省の方針でもある「エリート校」のさらなるエリート化ができます。
鈴蘭台高校の敷地を使うということが発表されましたが、それが意味するのは、結局、「鈴高と西高の伝統が失われ、さらに西高の敷地が失われる」ということです。どこまでも、地域の人たちをバカにした話です。いま、地域の人たちの声こそが、歯止めになります。これからも、きめ細かな活動を続けましょう。
2005県高支部ニュースNo.02より