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書評:『アメリカ・インディアン悲史』(神戸県立支部)

2006年01月31日



書評:『アメリカ・インディアン悲史』
(藤永茂著、朝日選書21、1974年10月刊、\1100)文責:SN

 こんなに優しく丁寧に書かれた「民族虐殺の歴史」を、私は他に知りません。読 んでいる間、仕事も上の空でした(?)。
 著者の専門は量子化学ということですが、当時、大学問題で荒れていて、自分自身に突きつけられている問題に対して丁寧に解答を書く気持ちで書いた、と言っています。本当にいい本です。一体、アメリカという文明は可能なのか? 黄色いアメリカ=日本もまた、可能なのか?

 是非、何処からでもいいから、パラパラと読んで下さい。これは! と思ったら、 初めから読み直して下さい。ベトナム・ソンミ村の美しい朝から始まります。



編集後記
★決定的に基本的なことがある。例えば、「労働は商品ではない」というようなことだ。★または、「戦争は最悪の環境破壊である」というようなこと。★そんな基本的なことが、見えなくなってしまう時代と世界がある。★生徒も私たち教職員も人間である。人間であるとは、ロボットではないということだ。誰も商品ではないし、誰もが生きている。


2005県高支部ニュースNo.34より


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