Home支部・単組・分会より新着情報

";学校を共に支える";少数職種の方の意見を忘れてはいけない!  支部大交流集会(神戸県立支部)

2006年09月05日


"学校を共に支える"少数職種の方の意見を忘れてはいけない!

ー支部大交流集会ー

 8月12日(土)、兵庫きょうさい会館にて,毎夏恒例の「県高支部『大交流集会』」が開催されました。私たちの組合は,『学校』という現場のため,正規、*臨時にかかわらず『教員』の組合員数が多く,また,その意見が反映されやすくなっています。
 しかし,周知のことですが,学校現場は,生徒が安心して通学し,学べるために,教員以外の職員の方々の協力と支えがあって運営されています。毎夏,県高支部主催で開催される「大交流集会」は,特に,職場の少数職種(事務職、校務員、調理員、栄養士、介助員、養護教諭、実習教員、寄宿舎教員等)の意見を中心にし,支部全体の課題として,よりよい職場づくりにつなげる集会となっています。以下に集会の一部を報告します。

*臨時:高教組の加入の要件として,臨時(常勤・非常勤)職員も加入できますし,多くの方々が加入されています(8月も加入がありました)。正規職員の組合員と対等の資格と権利、保障とがあります。また,『介助員部』の全組合員は,臨時職員(全県の職員が臨時であり,その85%の組織率)ですが,県教委と賃金、権利について,高教組本体とは別の交渉権まで持っています。
 9月を機会にご検討下さい。ご連絡は職場の組合員か高教組本部まで。

“お手伝い”という範疇ではない!

 集会には実習職員部常任委員のK氏をお招きし,基調報告をしていただきました。以下にK氏の報告の一部を紹介します。
 まず,県教委は,文科省に公文書を出す以外は,すべて名称を「寄宿舎教員」「実習教員」(6月の校長会で)とするように指示していますが,そうなっていますか?との問いかけがありました。(6月以降なっていない職場は,現状を本部に伝えて下さい。)名称変更だけでなく,賃金面での改定で「2級ワタリ」でなく「2級に変更」になれる成果はあったものの,2004年の法改定で「(実習助手を)必要に応じておくものとする」となり,県下でも減らされている傾向にあります。
 そればかりか,採用時には「理科」の試験を受け,理科の助手であった人が,転勤後,「家庭科」の助手になったり,等々,専門性も何も無視され,単に“お手伝い”のように扱われているし,思われているのでは。それぞれの教科で研鑽も積み研修も重ねて来ているのに。生徒から「先生のように(実習教員に)なるには,どうすればいいの?」と聞かれたときに,「ならない方がいい」と思い返答に困った・・・学校の中で本当に必要なのか考えなければ。時には,同じ年に転勤してきた同僚教師(管理職候補者)からも,「あれ,先生まだいたの? いつもどこで何をしてるの?」と言われたことも。

 K氏の報告は,こういった状況を,生徒や保護者が聞いたら,どう考えるのでしょうか? 働く仲間として,課題解決に何が必要か考える時間となりました。

"食育"の指示? のわりには調理員の削減?

 従組組合のY氏から,校務員・調理員を取り巻く状況として,「退職不補充、臨時の日々雇用」が報告されました。この状況が続けば,民間委託につながると。山内教育次長が『35人以下学級』への対処として,「直接教育に関わらない人を削減してでも維持したい」と裏付ける発言をしています(5/17)。すでに広島県でその状況があり,教育労働者としての学校現業職なので,事務室にいてもプライバシーの問題等に対処できるが,そこを民間委託で良いのか? としています。
2006支部大交流集会  また,"食育"の指示は保健体育課から毎日のようにY氏の職場にはくるものの,では,「西はりま養護」のようにすべて民間委託はいいのか? なぜ調理員の削減をするのか? と疑問を投げかけています。臨時の調理員は,機械的に毎年職場の異動(慣れた頃に転勤)を強いられます。正規の調理員にとっては,臨時の方に仕事を覚えてもらった頃に「また新しい人」となり,臨時にも正規にも特に4月は大きな負担となっています。

自立支援法のため県盲の寄宿へ!?

 自立支援法後は,玉津の視覚センターの利用者には8万円(月額)がかかります。しかし県盲の寄宿舎ではかかりませんので,視覚センターからの入所者が増えるのではとの危惧があるとの報告が寄宿舎教員のM氏からありました。現在の県盲の重複障害の生徒も多く,また勤務の関係から24時間30分の拘束が毎週あるそうです。こんな疲労をためる勤務が,寄宿舎教員(全県の40%は臨時)はもちろん寄宿舎生にもよいとは思えません。


2006県高支部ニュースNo15より


パスワード