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確定に関する県教委交渉報告(第一回)(神戸県立支部)

2006年10月31日


確定に関する県教委交渉報告(第一回)


 10月24日、のじぎく会館にて17:00〜19:30で組合と県教委との交渉が持たれました。神戸県立支部選出中央執行委員の永易茂雄氏が出席し,以下、先日行われた県教委との第一回交渉での要求と教育次長の回答の模様を紹介します。


組合(高教組・従業員組合・兵庫教組)要求 教育次長の回答
1.給与について
@本来,4600円の賃上げであるにも関わらず,恣意的な官民比較の方式の変更で据え置きの勧告が出た。何とかせよ。
A12月延伸の不利益について補填せよ。
B一時金の残り0.015月について,どう考えているのか。
C通勤手当,リッター11km以下であれば持ち出しになる。また,車の維持費全額を押し付けたまま、というのはどうなのか。
D日々雇用は,月額12万円ほどで、年額150万円にしかならない。
Eまた(教員以外の)臨時は,1年で転勤で毎年新しい人間関係を築き仕事を新たに覚えなければならない。複数年の契約にせよ
人事委員会の勧告に従う
勧告がなかった部分については,重く受け止める。






2.評価システムについて
 成績主義評価方法は,校長も困っている。慎重な検討をし,本格実施はするな。






・年度途中なので,一通り見た上で,今後のことを決めていく。拙速な本格実施はしない
・「育成」を主眼とする、ということを校長には言ってきた。経験のない校長や教頭が初めてする仕事なので,反省すべきところはおおくあるが,これから改善していく。
・「恣意的な校長がいる」とか「忙しい上により忙しくしている」とかの話もあったが,システムをより工夫し,評価を制度としてより客観的なものとなるよう工夫していきたい。目標はあくまで「教員を育成すること」
3.主幹制度について
@突然に出てきた主幹教諭制度について,不安の声が大きい。
A検討過程なく何故拙速な導入をしたのか
B設置について何故秘密主義を通したのか
C恣意的な推薦をする校長が多いのではないか。主幹への協力体制は築けないだろう。どのような人数、状態を考えているのか。
・今の時点ではまだ具体的に言えない。勧告の取り扱いをどうするかについて,知事部局とも相談し見極めるための時間が要る。
・「何故急ぐのか」「秘密にしたのか」については,職の設置は教育委員会の専決事項。
・職の設置は決めたが、具体的な運用については,四月に向けて詰めていく。
4.病気休職からの復帰者 への一時金カットについて
@校長や本人も知らないまま,病気休職からの復帰者に一時金削減をする、という成績主義的な行為は許されない
Aのじぎく大会で,井戸知事はユニバーサル社会を目指す、と言っている。年齢や性別・障害に関係なく頑張れる社会を目指す、こと。でも,井戸知事を嘘つきにしているのは県教委だ。差別をし校長も本人も何も知らないところでだまし討ちにするようなことをして,「問題ない」と居直る県教委の姿勢は,支部として,絶対に許せない。支部はできる限りのことをしていく
・昨年度,成績不良者についての取り扱いについて国の動きがあり,国に準じた取り扱いをやってきた。
・また,国は給与について,メリハリをつけた取り扱いを言っており,国に準じた措置をした。
・それに「何であの人が一緒の給料をもらってるんだ」という外からの眼での理解もある。
5.臨時講師を9月で解雇したことについて
@担任までお願いした臨時講師が,校長の恣意的な判断で9月で解雇。県教委は,校長から継続するという内申が上がってこなかったから仕方がない、と言っているらしいが,県教委の責任はどうなのか。
A「臨時講師を9月で解雇」「尼崎セクハラ訴訟での控訴の文面でセクハラを容認するかのような言訳」は,歪んだ人権感覚を持っている県教委だからこそ,こんなことをしていると理解している。
無回答
6.超勤縮減について
@教職での超勤は違法であることを認識しているのか。厚生労働省からの「従事時間調査」も非常に不真面目な対応しかできていない。
A休息時間の15分を無くして休憩時間を60分にするなどと言っているが,それは実質的な拘束時間の延長につながる。
B神戸市内は県内でも一番ひどい超勤状態。7:30には出勤、早く帰れるときでも6時。8時でも学校には電気が。帰る時刻は,年々遅くなり家には「帰って寝るだけ」になってしまっている人もいる。5時になったら,電気を止めるくらいのことを。
現実問題として決め手がない。
・現実的な勤務の実態を把握することをしてきた。引き続き,調査をしていく。




・教師たちにとって「仕事」は「超勤になる」ことと「超勤にならない」こととの区別はない。
7.休暇制度について
@リフレッシュ休暇の経過措置を。
A他府県は夏季休暇5日以上のところが多い。
B教職員が自分の子どもの学校行事等に参加できるよう、子育て休暇を新設せよ。
 成案が出ていないが,外から見る眼が厳しい。慎重に考えねばならない。

8.従業員組合から
@日々の仕事にやりがいを持っているが,校務員の立場は法令上で「その他職種」として扱われ、定数削減や民間委託等で、将来への不安が大きい。また中途採用者が多く,将来の不安は生活を脅かしている。
A臨時も、日々雇用も、「いずれ正規職員に」という夢をもっている。採用試験の実施をせよ。
・行革推進法によって,教職員について,子どもの自然減を上回る削減を指示されている。だから,採用試験の復活は難しい。
・臨時採用者や日々雇用についての要求もまたハードルが高い。

9.精神疾患の増加
 一昨年度、病休者は837名で,うち精神疾患は185名だった。それが去年度、病休者が795名で,うち精神疾患が210名。良好な勤務環境を早急に実現せよ。  人間関係のこじれがあるのだろう。行政のなかでもその頃から増えてきている
■高教組(まとめ)
1.職場の状況について話をする。生徒たちは明るく,成長が私たちの励みになっている。決まった事については,私たちは協力してやっている。
 しかし,職場の空気は重い。憲法や教育基本法が改悪されようとしている今、再び私たちは国策に沿うようなところに手を染めるのか。また,給料が増えない。上に頭を下げないと給料が増えないのか。また,労働時間が長い。

2.根本に教育行政のまずさがあったのではないか。その反省もできていない県教委や国はどうなんだ。生徒の生活状況について言えば,格差が広がっていて,ここに教育のしんどさがある。構造改革の結果がここにある。
 兵庫県は,何かやることがすべて職場を乱している。やるたびにトラブルが起こっている。兵庫県もやっぱり同じなのか、と思っているところへ,今度は主幹制度だ。

3.6ヶ月で切る、ということは、校長の判断で6ヶ月で切られるという恐怖につながっている。また,障害者を雇うこともできていない兵庫県が,障害者を差別するということを全県に発表するようなことをしている。民間でも障害者を雇っているし,怪我のケアもする。それが何も見えていない兵庫県や県教委の姿勢が問題だ。
  * 兵庫県教育委員会は,いまだに障害者雇用枠を達成していないことを,先日(9/18)県  議会文教常任委員会で追求されています。

4.「教育を良くする」というのは、ホッとする言葉だ。県教委はこの根幹に立て。

2006県高支部ニュースNo23より


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