教育基本法と憲法改悪に反対する草の根運動−東京・日比谷公園から−
数値目標化された教育の荒廃
−教育基本法改悪阻止 11・2中央大集会−
11月2日,東京,日比谷公園野外音楽堂にて表題の集会がありました。この日、全国各地から教職員組合の他、労働・市民団体が集まり,午後から衆議院議員を対象に要請行動がありました。その後の18時半からの集会には全国から2300名の人々が結集しました。
開会挨拶にたった坂内三夫氏(全国労働組合総連合議長)は「いま教育問題で国民がもっとも切実に求めているものは何か? 国会が一番先にやらなければならないことは,思想・良心の自由を定めた憲法19条、教育に対する国家の介入を禁じた教育基本法第10条を踏みにじり国家のため人づくりを強制する教育に変えること−それがいまやるべきことか?・・・いじめや必修もれ問題にすべての国民が心を痛め多くの児童・生徒が不安を募らせている・・・教育基本法特別委員会の場でいじめや必修漏れ問題について参考人招致も含む徹底した集中審議を教育基本法の審議や採決に優先してただちに行うことを強く求める・・・この声をFAXなどで国会に集中しましょう。全国でハンドマイクなど音の出る宣伝で住民に知らせましょう。連日のように国会を包囲しましょう」と呼びかけかけました。
連帯の挨拶で,小森陽一氏(「教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会」呼びかけ人)は,「2003年3月20日、米英がイラクに対して無法な攻撃を加えたその日。中教審は教育基本法を改悪する最終答申を出しました。その中に教育振興計画ということで年月を決めていじめを半減させるとあります。一番子どもたちが悩む、本当に心と体が痛んでいるいじめの問題を数値目標にして競わせ学校もそれで評価する。こういう数値目標唯一主義の教育体制を出した。このことが一番の根幹にあるんです。・・・自ら誤った政策を出し,教育基本法に反する教育行政を行って,死者まで出し子どもたちや保護者にも迷惑をかけている。今年の受験生に受験勉強できなくさせているのは文科省という官庁なんです。自ら問題をつくり出し,その問題で大騒ぎをし残業に残業を重ねている。こんなふうに国民の税金を無駄に使っている省庁が他にあるでしょうか。・・・それなのに,すべてが教育基本法が悪いかのように安倍首相は言ってきました。しかし,その嘘が日々の国会の審議の中で明らかになってきています。」と述べられました。
また,国会審議中にかけつけた志位和夫氏(日本共産党)は,国会で用いた同じパネルを示し「・・・出したくなかったパネル。小中学生がどれだけストレスを感じているかを表すグラフです。・・・いじめの温床はたえまないストレスにさらされているから。なぜか,それは競争教育によるふるい分け、序列にある。競争主義からは「わかる喜び」は生まれない。」とこれを解消するのは現行の教育基本法であると述べました。
事態は切迫しています。「あの時・・・」と後悔しないよう、各自ができることは全てやりませんか?
この集会の発言は全教のHP内から見ることができます http://www.zenkyo.biz/html/menu3/2006/20061102215641.html
2006県高支部ニュースNo24より
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