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国籍を超えた市民・労働者の平和を願う運動 非核「神戸方式」記念碑の落成・除幕にいたるまで その1(神戸県立支部)

2007年02月27日


国籍を超えた市民・労働者の平和を願う運動

非核「神戸方式」記念碑の落成・除幕にいたるまで

その1

 

 3月18日、非核「神戸方式」が神戸市議会で全会一致で採択(1975年3月18日)されてから30年目に始まった記念する碑を作るという運動(2005『県高支部ニュースNo.39』で紹介)の成果が実り,KKCビル南側(中央区海岸通3丁目)に同碑が,“仮設置”され除幕式が予定されています。

 当初,予算300万円で計画されましたが,国籍を超えた市民・労働者からの募金額は400万円を超え,この運動への関心の高さが伺えます。折しも,設置される場所を中心に,9月には「第9回 世界華商大会」(世界中で活躍されている華僑の方々が約3,000〜4,000人集う会)が開催されます。

 神戸港は1945〜51年までは米軍の完全占領下で1952年から一部撤収、〜72年第6突堤が返還されるまで使用されていました。

 1963年には,水爆搭載機の水没事故(1965年12月5日、沖縄本島の北東約370km、南西諸島の直近の陸地の東方約148kmの公海上で米空母から一個の核兵器を搭載した航空機が海中に滑り落ち,パイロット及び核兵器とともに水深4900m以上の海底に沈んだ事件)を起こした空母タイコンデロガも寄港しています。

 この間に“Yankee Go Home !”の看板を掲げた港湾労働者たちがいました。彼らが始めた「クリスマス闘争市民集会」は今も年中行事として「憲法と平和を考える」機会として定着しています(2006『県高支部ニュースNo31』)。

 1975年3月18日、神戸市議会は「核兵器積載艦の神戸港入港拒否に関する決議」を採択しました。決議に基づき,神戸市長は,神戸港の管理者として,核兵器を積載していないという証明書を提出しない軍艦の入港を拒否する措置をとることとなりました。

 以降,フランスやイタリアなどの軍艦が非核証明書を提出して入港する一方,1960年の日米安保条約締結から432隻入港していた米艦船は,決議後は入港していません。


横須賀市 原子力空母配備の是非を問う 住民投票条例を否決


 横須賀市は2月8日の市議会で,米海軍横須賀基地への原子力空母ジョージ・ワシントン配備の是非を問うため市民団体が直接請求した住民投票条例案を31対10の反対で否決。反対住民は2006年12月15日、住民投票を求める41,591人の署名を同市選挙管理委員会に提出(条例の請求に必要なのは7,114筆)していた。
 原子力空母の受け入れには,原子炉冷却用の海水を採り入れる安全対策に海底浚渫工事が不可欠で,水深13.7mの海底を15mまで掘り下げる必要がある(費用は税金)。防衛施設庁が工事に入るには,同基地を含む横須賀港の港湾管理者である市長の“同意”が必要で,住民投票の如何では,原子力空母の受け入れは拒否できた。

 余談ですが。。。原子力空母ジョージ・ワシントン(米海軍ニミッツ級航空母艦)の一番高いところは,海面から62.97m。明石海峡大橋の中央の一番高い場所は海面から65m(満潮時)。
理論的にやっとくぐれるぐらい。その巨艦を想像してください。もったいな!

 

2006県高支部ニュースNo38より


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